gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 - ☆アメリカン・スナイパー

人を殺す、それに至る訓練とすでに持っている家族と。 上記の文字数以上に、年数を重ねると持つものが違いまた、口説く際の自然全力投球な具合も違う。 それが戦争で変わっていく。 全てが日本語で言うと葛藤。 よく表現されていると思います。何が一番大切…

映画 - ゴースト・キラーズ 血塗られた少女の謎

パロディし過ぎです。 そしてそれをメタに「こういう時に脇役は死ぬ」 セリフの後に実際に無下に死んでしまうシーンが個人的にはやりすぎ興ざめでした。 笑いのツボが合えば楽しめる作品?

映画 - ハードワイヤー 奪われた記憶

この手のSFで初めて観たのがこの映画なら、、、という感じ。 チップを埋め込まれて統制が図られるという展開はもはやおなじみであり、それに対するレジスタンスもまた王道。 コードネーム:キーボード、およびその父のもう少し過去なり現在なりのドラマが欲…

映画 - ヒットマン:インポッシブル

非常に日常なだけに、「創造」 というオチとは思いたくない私です。 創造した車椅子のヒットマンが人生に一つ希望を与えてくれるなら、実在する不器用な車椅子の男は無限の喜びと悲しみを与えてくれるでしょう。 3人というより、ヒットマンが主に描かれてお…

映画 - ★プレシピス

映画らしい映画、それは新鮮な心持ちになれる。 全篇通して不気味さがない、なのに不思議さがある。殺人事件なのに人が死んでいるように思えない、しかし死んでいるはずのようである。 悪い言い方をすれば極地であり良い言い方をすれば人知れぬヘイヴン。 そ…

映画 - ☆図書館の自殺

自分が理想とするものが「裏」 となるものだと思い込みつつ観て、しかし「裏」 が醜い(監視カメラという捕われた視点での男女行為)ことから、一人の物語なのだろうなと。 冒頭の風呂のシーンも双子とは思えない描き方であり、かといって終盤で明らかなネタ…

映画 - デッド・ウィッシュ

壺が起因で最後は時空を超えちゃった感が何でもありなのかと、なんともはや。 オープニングがいやに重厚に作られているからさぞかしストーリーでは大物として出てくるのだろうと思ったけれど、あまりオープニングメンバーは目立たず、メモ要因。 主人公とい…

映画 - ☆パピヨン

心だけは染まらない。 華やかに描かれる英活、それはこの映画としても最後の饗宴であとは心の自由を求める物語。 正直、描き方としてはありがちという印象を持ちながら「お姫様」と呼ばれる囚人を見ている自分がいた。 それはすでに状況を黙認しているのと同…

映画 - ☆村の秘密

良い。 どことなく帰りたくなるような、田舎の村の風景や音楽での描き方。 それが作中に満遍なくあるため、潜む気色の悪さというものが唐突に目立つこともない。 事件というより性質の解明に一人が奔走する姿を追いかける形であり映画を観るという点では解明…

映画 - クワイエット・ボーイ

先に「チェンジリング(イーストウッド)」 を見た。なんとなく先入観が生まれてしまい、私の悪いところ。 行方不明になった子がひょっこり帰ってくる。その真相は?という話であるが、 あまりにもリアリストであり、ミステリアスでは当然無いのだが、それ以…

映画 - ☆遠い夜明け

ビコの死が、あまりにもさりげなく流れていく。 それが時間の流れ、戦おうとするに思う気持ちをぐらぐらと揺らつかせる。 正直いって、マスコミの男は出来すぎた男である。出来すぎているがゆえに、映画としては国内脱出に至るまで、緊張感が損なわれる。 と…

映画 - ★A Time to Kill

大好きです。 例えば 1 無口で話すのが苦手 → チャラ男(しゃべりまくる)2 チャラ男で後からフォロー → 無口(無口) 1,2 の動き、どちらの動きが楽なのか。 黒人差別を極端に叫ぶのと白人優位をやんわりと諭すのと。 そこに、公判のラストにお互い一石…

映画 - マスター・アンド・コマンダー

死が軽いというよりは、死がファンタジー(現実感がない)。 島のガラパゴス生命達は生命感がない、性がファンタジー(好奇心しかない)。 という2項対立していないものが、映画の中にありながら妙にリアルな戦闘シーンが私は場違いに感じました。 むろん、…

映画 - ザ・ネゴシエーター/交渉人<TVM>

最初から最後まで、実は信じてた犯人さん辛いよ。 「身近が裏切ったなら、信じるのは他人だろ?」 という言葉も、本心であるがゆえに他人への楔を抜けきれなかったように感じる。 アクション要素は必要十分で人が人を信じたり裏切ったりという描き方も十分。…

映画 - 死霊館 エンフィールド事件

あしながおじさん、みたいなアレが必要なのかな、と思った以外は面白かったです。 とはいえ、主題が「悪霊に悩まされる家族」 「を助けにいく夫婦」の2本立てなのが勿体ないなと思いました。 2つの救済対象があるのは豪勢ではあるが観る側としては視線が揺れ…

映画 - ☆死霊館

貞子(じゃなかったリング) のようにメタにいうと過去の映画とは一線画する存在としてうまく死霊を描いていると思う。 誰彼かまわず襲い狂って観る側に恐怖を与えるのではなく、慎重に、必然のように、あなたへ届ける恐怖、といった具合。 特徴として 「誰…

映画 - 大脱出

2人の巨塔がでたら忖度で終わりでしょ、と思いながら観始めて、思ったよりなかなかどうして。 基本的にはスタローン。シュワちゃんは悪しく使われる役なのかなと思いきや、サブマシンガンぶっ放すの、格好良い。 これまでを思いながら観ると、どうしても解雇…

映画 - ゴーンガール

男女ともに芯がなく、フラフラとした結婚、そしてその生活。 結婚前の洒落た言葉が演出過剰のように思える。こんな夫婦にそんなやりとりが出来る訳ねぇだろうと。 夫婦にどうも感情できないから、不思議めいたエンドの描き方もピンと来ない。 あの奥さんあっ…

映画 - ANNA

リュック・ベッソンしてる映画。ANNA 逆に描いたタイトルから少し察してしまった。 美しさに拘った描き方がとても好みで主役のアナ役はハマっている。 それだけに、説明的な(SAW的な)ラストの説明描写は不要だと思ってしまった。 ラストの云々の影響で「騙…

映画 - ゴジラ キングオブモンスターズ

モンスター・ゼロという命名がいかにも「強敵を創り出す」 信念を感じるが ゴジラはゴジラであり、モスラはモスラであり、その関係はらしく描かれている。という点で良い評価。 ゴジラのために核をケン・ワタナベが持ち込むところは悪い評価。 といったとこ…

映画 - ☆U・ボート ディレクターズ・カット版

「リングは宇宙で無限大」というキン肉マンで好きな言葉がありますが 無限大というには生死が関わり過ぎる空間。Uボートにおいて活劇が描かれています。 活というのは良い意味で使われることが多いですが、ここでは「生きる ー> 活きる」というものが物語を…

映画 - インフェルノ(トム・ハンクス)

シリーズ物として描くところの痛みを強く感じてしまった。学者 vs 学者 というおさまり方が勿体ないなと。 宗教歴史学者 が戦う、というイメージで観てしまう(間違い?)のであまりにも学者が相手だと追いかけているときに不思議養分が減ってしまうと思うの…

映画 - ジャック・リーチャー

トム・クルーズが出てるから王道映画だ、みたいな色眼鏡は外さないといけないな と、分かっているけれどやっぱり路線だった。 とはいえ、最後に高所から落下してなおも殴り合う場面は少しほろりと来ました。 ほろりと来たというより、心拍数上がる中の粉砂糖…

映画 - マネー・ショート

ちょっとドキュメンタリー然としている趣はあるけれど面白かったです。 途中から怒涛のCDS、CDO の言葉の乱舞で混乱極まりながら言葉を覚えてしまう感じ。 ただ、本当に覚えている痛みが、あらゆる民から発せられているはずでありそれを痛恨悔恨しているはず…

映画 - 天使と悪魔

天使の指す先があまりにもヒントなのはさておき 緊迫感は良い描き方と思う。8,9,10... と数的に追い詰めていく様はドキドキ。 ただ、細かな好みで「反物質」 というものを「宗教に対峙させる科学」 として使うのは尚早かなと。 ヴァチカン内部を恐い演出させ…

映画 - ☆運び屋

どうしても、近い時期のイーストウッドをおもってグラン・トリノと最期の生き様を考えてしまいます。 どちらも、他人からみたら潔く逝っているように見えるかもしれません。しかし、とてつもなく足掻いている。 人生というものを見つめて穴というより足りな…

映画 - ブラッド・スローン

目の前にカレーがあって、 カレーが美味しかったということを思い出したときに一緒にカレーを食べようよと息子がきて だからこそカレーを食べなかった という物語構成が気に入りました。 対比というよりは、個人的には没落めいた覚悟だと思いました。

映画 - 透明人間

人物描写が丁寧。 そのおかげで、透明人間に負けない人物像をもって相対することが出来た。 ストーカーは透明人間を包括しきれないし透明人間も然り。 撃たれて出現することや兄弟の存在など、その微妙なバランスが保たれている映画と思った。 オチもなかな…

映画 - ザ・グラッジ

5行でまとめたら凄くいい映画なんだろうな。 薄っすらと人物描写の中で死にゆくであろう様を想像させるのが良い。 しかし、死にゆく人を想像させるということはそうじゃない人をあぶり出すことにもなる訳で。 思えば、主役というものが希薄な映画な感想。主…

映画 - インシディアス

ラストの展開はまぁまぁ好きなんですが、怖さの象徴が しくじったマツコみたいになってるのが哀しい。 悲しい?いや哀しい。 ラストの展開が~、と言ってしまっているので道中がさほどインパクトなかったのも確か。 生でも死でもない世界を彷徨う息子をただ…