先に「チェンジリング(イーストウッド)」 を見た。
なんとなく先入観が生まれてしまい、私の悪いところ。
行方不明になった子がひょっこり帰ってくる。
その真相は?という話であるが、
あまりにもリアリストであり、
ミステリアスでは当然無いのだが、
それ以上に描き方がヒステリアスである。
うっすらと予想しながら見ていると
子どもが 「本物かどうか」 以上に
「偽物だった」 という点に怒っているように見えてしまった。
本物かどうか、偽物だった(強め)という映画儀式の後に
現実的だろうが呪術的だろうが、こどもの死があってしまうと
ただそこに居る「元父親」と「たんに子ども」の感動シーンは弱くなる。
ですね。