gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

[蕎麦] ★銀座 sasuga 琳

昭和通りの車の喧騒を横目に階段をおり、お店に到着。 厚みのあるドアを開けるとカウンター越し、にこやかな店員さんと奥に広々としたテーブル。 照明はぬくもりを感じさせ、壁面にはセンスよく器が置かれている。 一杯目はCOEDO ビールの伽羅をお願いし、食…

プリデスティネーション

螺旋の中に在るがために我は在り もしかして、と想像しながら鑑賞しその通りの展開となっても、それでも心が締め付けられる。 自分を愛し、自分を生み、自分を殺す。 終着点は分かっている。 しかし、自分を愛するのだ。自分が自分を分かるだけに。 タイムパ…

バチカン・テープ

女の子に憑いた悪魔がどのシーンで現れているのか。 「悪魔は巧妙に嘘をつき、人を騙す」 枢機卿の言葉は映画の終盤に出てくるが、序盤に少女がカラスに傷つけられて以降悪魔が話しているのか女の子が話しているのか、分からないままに物語が進む。 そこに怖…

スパイダー・シティ

B級、C級の良さとはなんだろう。 無駄にセクシー 主人公がただただ慌てふためく その父親は非常に頼りになる(けど死ぬ) 自信満々で恐怖を煽るイケイケBOYがいる(けど死ぬ) 恐怖の対象のクモの動きがチープでそれ自身は大して怖くない 予想を超える予想通…

グランド・イリュージョン

もし自分がホースメンショーの客の一人なら、疑いの目を強く抱いてしまうだけに、そのぶん虜になってしまうだろう。 あたかも義賊、答えとしても義賊。マジックの力を信じて疑わなかったメンバーの心情とマジックの演出は美しかった。 別に黒幕がどうだの、…

ザ・ブルード 怒りのメタファー リストア版

誰一人まともな人がいないような感覚で映画を見進めると、その思いが間違いだったのか?と自問する時間が訪れる。 精神科医というのがまず特異であるし、娘と二人暮らしで心に疲れを持ち病む父親もまた辛そうで凡庸でない。 なんとなく奥さんは精神科医にマ…

インターステラー

感動した。 感動した。 序盤はそこを描くかね。描かないとこの感動はなかった。 思えば、次元を超越した概念はお化けなのかもしれない。お化けはそこにいる、きっと帰ると信じてた。そんなセリフは大人になったからだろ、ちょっとご都合主義かもしれないが、…