gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - ☆図書館の自殺

自分が理想とするものが「裏」 となるものだと思い込みつつ観て、
しかし「裏」 が醜い(監視カメラという捕われた視点での男女行為)
ことから、一人の物語なのだろうなと。

冒頭の風呂のシーンも双子とは思えない描き方であり、
かといって終盤で明らかなネタバレがあるわけでもない。

母親の死への復讐がこの映画の主題では間違いなく無く、
捕われた一人の物的人間が描く
もう一人の内なる自分への確認作業だと思いました。