gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - ラスト・シフト

恐怖はあまりなく
なぜ、どうしてという不可解さが不気味なホラー。

過去の出来事を軸に
新米刑事が宿直をする中での怪奇現象。

その刑事の父も含めて多くの犠牲が出た惨殺事件。
それら犯人が勾留され、自死したその場所。

舞台は整っており、それなりに恐怖演出はあるが、
バットで殴られた少女がカサッと出てくるところが
怖いというよりコミカルな印象。

結局、自死した犯人らの残留した塊が
刑事をよからぬ行動に走らせる。

と、文字で書いてみるとなかなか良い流れで組み立てられた物語。
しかし、その幕も印象が弱く
必然性というか運命的というか、
そういった過去なり関係なりがもう少し欲しかったな。