gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - ☆U・ボート ディレクターズ・カット版

「リングは宇宙で無限大」
というキン肉マンで好きな言葉がありますが

無限大というには生死が関わり過ぎる空間。
Uボートにおいて活劇が描かれています。

活というのは良い意味で使われることが多いですが、
ここでは「生きる ー> 活きる」というものが
物語を通じてどんどん、映像以上に大きくなっていく。

最初はバカバカしい騒ぎをしていた若者たち。
当然のごとくにビビりまくりながら、

(成長なんて言いません、戦争なので、)
ようやっとUボートを操縦し奔走する。

それは無敵を信じて国を信じて飛び込んだ世界の中に
戦い続けた老兵がおり
見るだけでは老兵と分からず会話してしまうかのよう、
でなく実際に分からないままに会話する純朴さ。

潜れば安全、という保障すらないままに
大勝利の勲章を亡霊にすえて旅立ち
悲しむ様は、この言語で書く私の国でも起きたことなのだろうなぁ。