gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サイレン(2017)

ホラーにありがちな、若者がパーティにいって怪しい部屋を覗いてみたら、、、という展開。 覗いた先には女の子が監禁されている。 パーティ会場の主には「絶対に扉を開けるなよ」というフリもあって、 可愛そうに思う心からその女の子を開放する。 まぁ、開…

悪魔のいけにえ

テキサス・チェーンソーを先に観て、いよいよ原作ともいえる悪魔のいけにえを。 今ではお約束のような、別荘地に行く若者が不気味な環境に迷い込む、という設定。ガソリンスタンドのおっさんが良い味を出している。 このおっさん、最初から怪しさ満点だが、…

ゼロ・ダーク・サーティ

事実であれフィクションであれ、えぐいな( ´ー`) そしてそこで心を壊し始めながらも、人を招き入れたら、大切な人へ危害を加えられる。 そこで狂人のごとく、復讐を(国家的にではなく個人的に)誓うのが、実にフィクションのようであるが、恐ろしさが現…

正義と中立

争いが起きる。 かたや、子どもを戦争によって奪われた悲しみ、 いっぽう、夫を戦争で失った悲しみ。 正義はどちらかにあるのではなく、いずれにもある。 その時、第三者がとる対応は... 1. どちらかの悲しみを汲む 2. どちらの行為をも愚かしいとおもう さ…

尊厳

尊厳とは、生を戦うのではなく、 生に対して戦うもの。 それは時に人の尊厳を傷つけ、 人の尊厳をやわらげ、 癒やし壊す。 自他の尊厳の創生破壊を繰り返すうちに、 自分の尊厳が達せられ、 生に打ち勝ち、死に臨む。 ミリオンダラー・ベイビーを あえて35歳…

ソウ ザ・ファイナル

1 を慈しむ作品。 ジグソウの生還者だ、という嘘をつくやつを本当に嵌める、ジグソウの協働者を殺す、 途中、本物のジグソウが出てきて、意味深な台詞をまわすも、特に起きる惨劇には関係なし。 悲惨のパレードがただ繰り返されて終わる、テキサス・チェーン…

手紙は憶えている

じいちゃんが銃口をじいちゃんに向ける、と書いてしまえば荒唐無稽な感があるが、そこにナチと収容所の思い出に関する復讐が絡み、緊張感を終始程よく保っている。 誰に復讐すべきなのか、じいちゃんの家族を失わせたのは誰なのか。 一人一人、可能性をつぶ…

ガール・オン・ザ・トレイン

酩酊状態の記憶なんてあやふやな物。という訳でも実はなく、しまいこんでいる記憶がただ取り出せない、ものである。(お酒大好き人間より) 記憶が取り出せないために、元夫と、その隣人と、何があったのか思い出せない。自分が何か罪を犯したのではないか、…

オブリビオン

開始早々、なんとなーく、これは人間がテキだな。なんて思わせるのが凄いのか凄くないのか。 ドローンはもはやSFではないけれど、ちょっぱやで移動するシーンには未来を感じさせられつつ、俺は攻撃するな、というルンバに言い聞かせるような台詞がやすい。 …