gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - ★mid90s ミッドナインティーズ

すべてが要る言葉で、すべてがいらない

人種、経済、家庭、べつにどの目線で見ても良いと思えた。
ただ全てを疑って、だからそれ以外は全て正しいとおもった
一人の少年の物語。

ただふざけている、ただ溺れているそんな描写だけでも
何か心をひっかいてくれるのだが、

シリアスに「弟が死んだ、そのときに仲間がそばにいてくれた。」

そんな一幕があり物語が引き締まる。

家族、とくに親が心配するのは当然。
だが、責任を持つのは子どもの過程か結果か。
結果、子どもが満足していたらどうか。

楽しそう。悲しそう。
怒っているな、喜んでいるな。

喜怒哀楽のそれぞれ大きな部分が詰まった名作。

映画 - mid90s ミッドナインティーズ

すべてが要る言葉で、すべてがいらない

人種、経済、家庭、べつにどの目線で見ても良いと思えた。
ただ全てを疑って、だからそれ以外は全て正しいとおもった
一人の少年の物語。

ただふざけている、ただ溺れているそんな描写だけでも
何か心をひっかいてくれるのだが、

シリアスに「弟が死んだ、そのときに仲間がそばにいてくれた。」

そんな一幕があり物語が引き締まる。

家族、とくに親が心配するのは当然。
だが、責任を持つのは子どもの過程か結果か。
結果、子どもが満足していたらどうか。

楽しそう。悲しそう。
怒っているな、喜んでいるな。

喜怒哀楽のそれぞれ大きな部分が詰まった名作。

映画 - ☆スキャナーズ

人間の範囲にとどまらない存在は
利用するか、滅ぼすか。

人間の範囲だって曖昧なのに、ずいぶんなことをするよな。

という点をとてもよく描けていて
スキャナーは迫害されたり、(だから?)支配を試みたり
色々な存在があって、
それをスキャナーを使ってなんとか解決しようとする画。

自身が扱えない存在を扱おうとして
わけもわからない死に方や負傷など
人間の自然に挑むような姿だなぁ。

小説 "ジェノサイド" を思い出しつつ。

映画 - 正しい距離

あまりにも淡い記者志望の少年の恋。

村という閉鎖的な空間の中に外部から女性がきて
恋にまつわるトラブル、と表現するとこの映画に失礼かな。

ともすれば面映ゆく、ともすれば影法師。
「ストーカーしてた男に恋してるの、なんて笑っちゃうよね。でも素敵」

ラストシーンでミラノ行きのバスは霧の中へ向かっていくのが印象的。

殺人が起きた。
容疑者は影法師。
淡い恋心が真実を広めた。

この三行は無くても成り立つ、
とある恋愛の物語。

映画 - ファイティングファミリー

ビューティフルとファイティングとイヤーンな感じが程よくミックス。

特に序盤のアレな台詞、やりとりのノリが最高。

モデルやらの腰振りとみなしてた女たちの覚悟、
兄ちゃんと生きてきた時を経て、
黒髪で再度リングに登場するシーンは良いね。

いきなりタイトルマッチというトントン拍子も
テンポが違和感を凌駕。

インクレディブル・ファミリーをちょっと思い出しつつ
なにか中毒(日本でいうところの沼にはまる?)になってしもうたら
嫌よ嫌よも好きのうちと言うまで離してくれないのね。

痛快でした。

映画 - ☆15ミニッツ・ウォー

日常的にこのような危険を抱えている中の一幕。

閃光のようにあっという間の展開であり
人物のバックグラウンドを事前に丁寧に描くなんてない。

だから、その場の動きが個人であり生命である。

子どもも大人も等しく、命がどう動くのかを無駄なく描くことで
最後に 「成功した」 とどこかで見ていた人がいう台詞、
その後の女の子を失った涙。

そして次の現場が訪れようとしていることを考えると
背負う暇もない重さを背負って垣間見せる感情を
大切に思わずにはいられない。

映画 - テッドバンディ

 

観終わってからも
真実として彼が犯行におよんだのかどうか
確信が持てませんでした。

その意味で、演者と構成に称賛を贈りたい。
その裏で、実在する人物には恐怖という杭を打っておきたい。

個人的により欲するのが、
男女を区分けしないシリアルキラー像。

この映画だと女性が男性に惹かれる様がピックアップされているが
それがミステリアス性、ともすればスター性になるのだというのならば
それは現代においてあまりミステリアスではないかもしれない。