gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - ガール・イン・ザ・ミラー

まぁ主役が可愛すぎるがために
説得力を失っているなと感じるところはありながら、、、

ドラえもんの「かげとりもち」(影が本人に徐々になりすます)を
彷彿とさせる作品。

その影がミラー越しの自分。

鏡ってのは左右逆というけど(私はどうも感覚的にそれが分からない)
性格が直球で逆になり、おとなしい女の子が
男をたぶらかす、女を蹴落とす分身に身体を交換させられる話。

今となってはよくあるような物語で
今後は実はこのような話がたくさん実社会で出てくるのではないかと思っています。
(アイドルが近くにいる、ってのはその発症元かも)

こういった物語で乗っ取られた後に極めて「逆」の行動をとるのは
「抑圧された」 背景があるものかなと思いますが、
その描きは、憎しみに留まっていて不十分かなと感じました。

鏡の国なんてものはなく、
感情を鏡の「逆の論理」に乗せて青春が突っ走る作品とみると
少しばかり痛快か。