2022-02-10 映画 - エスケーピング・マッドハウス 映画 患者、医者、第三者描く力強さのバランス感覚が良い。 一見すると医者が精神病患者をてごまにするような。 一瞥すると所長が精神病患者を養分にするような。 逸脱して見ると、第一人者が第三者のような。 残虐なシーンは研ぎ澄まされた少なさで現実味が溢れていた。 所長は人間らしく自分の場所を、病院を意固地に守ろうとした。 良いバランスのノンフィクション、そして映画でした。