gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - エスケーピング・マッドハウス

患者、医者、第三者
描く力強さのバランス感覚が良い。

一見すると医者が精神病患者をてごまにするような。

一瞥すると所長が精神病患者を養分にするような。

逸脱して見ると、第一人者が第三者のような。

残虐なシーンは研ぎ澄まされた少なさで
現実味が溢れていた。

所長は人間らしく自分の場所を、病院を意固地に守ろうとした。

良いバランスのノンフィクション、そして映画でした。