2018-06-04 手紙は憶えている 映画 じいちゃんが銃口をじいちゃんに向ける、と書いてしまえば荒唐無稽な感があるが、そこにナチと収容所の思い出に関する復讐が絡み、緊張感を終始程よく保っている。 誰に復讐すべきなのか、じいちゃんの家族を失わせたのは誰なのか。 一人一人、可能性をつぶしていき、最後に辿り着いた相手への詰問、そして自己逆襲。 保たれた緊張感が、最後の悲哀で爆発する、楽しく、そしてワクワクしながら観ることができました。