gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - キューブ・ホワイト

 

閉じ込められた人が叫んだら、
ボイチェンかました声で返答があるのは優しいと思った導入部。

真っ白の部屋で常灯、それだけで精神拷問と思うが、
それよりも電流などの肉体拷問、
あるいは愛する人を用いての精神拷問までしてしまって、

どうも終盤になって立場が入れ替わっても、何に対して怒っているのかが
ぼんやりとしてしまっているなぁと。

外界がどのような様子か分からないのが「視聴者に想像させる」
狙いなのかはわからないが、
「(分からない世界の戦士について)俺たちは一人ひとりの名前を、
 立派だった同士の名前を覚えている」
と意気込まれても伝わりにくい。

とはいえ、つまらなかったかと言われると
キャラははっきりしていたし、妙に制限された研究所の人物数も
良かったなと思う。

実に微妙な作品。