gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - 殺意の誓約

娘が生まれた瞬間から遡って、あまりに重い心が
娘を逆に追い詰め、苦しめる。
娘を苦しめるような人間に対しては何をやっても良いか?

というのは、すべて父親の主観でしかなく
父親以外の意見、すなわち客観的には
拘束していたのは娘の彼のみならず、娘そのものである。

イバラのような拘束具が娘の彼、娘と伸びていったのは
一重に「命を救ってきたのは私だ」と言わん父親そのものに
イバラの鎖が巻かれていたからではないか。

どうも、救いの無い映画に救いがないと鑑賞後に
良い映画だったと思えないのは私自身にもなにか縛りがあるのかもしれない。