辛さが毛糸玉になって重なるも、どこか信じたい人。 そして、その人が容赦ない様に。 邦題の「魂」 は何なのか分からなかったが、これは戦争帰還兵の持つトラウマに非常に近い、少女を描いた作品と思います。 誰がためにバイオリンを弾く、あるいは鳴ってい…

好きです。 ミカの気持ちが分かる。弱い犬ほど吠える、だと思っています。自分の恐怖を消したいから、撮って証拠をもとに吠える。 しかし徐々に、本当に少しずつ理解できない事象が続き、参っていく様がリアルです。 引き摺られてもっていかれたときがラスト…

一つ一つの出来事が秀逸なために、ラストの怒涛を処理するのが大変。 ラストでキスに至るのは決してお互いの想いではなく、むしろ「否定されたのが私と逆」 という理由なのではないか、というほどに急展開。 一人一人の活動内容については後日譚を知りたく、…

随所に聖なるものを取り入れようという試みがみてとれる。 そんな中、魔女がどう作り出されたかを描く。 私の精神的成長（してれば）と、観る時期の兼ね合いで「見に覚えのない」 が始まりなのかなと。美女と言われれば言われるほどに罪深いように見せている…