gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

2018-04-07から1日間の記事一覧

フィラデルフィア

エイズ=ゲイ、な構図が違和感がある。そして差別を受ける理由もゲイが原因なのか、エイズが原因なのか、また描かれているのが、会社を不当解雇されるも闘う一人の弁護士なのか、それともゲイの権利を主張する一人の男なのか。 ドキュメンタリーとしてみるこ…

★天使のくれた時間

巡りめぐって、人は最後にようやく幸せの形を知る。そのためにラッキーな人は天使との出会いという形で、背中をひと押しされるのかもしれない。 幸せに常に疑問を持ちつつ、今を噛みしめる、そんな不安定ながらも享受できたものは、かけがえがないよね。 if …

★バイオハザードII アポカリプス

3以降を考えるとちょっと甘めの採点に思えるけど、2は好きです。 ジルがしっくりし過ぎ、強すぎな感ややはりアリスの動きが尋常ではなく、人類vs生物兵器、というより生物兵器vs生物兵器な映画に感じる。 とはいえ、追跡者とのバトルには手に汗を握るし、リ…

バイオハザード IV アフターライフ

ゾンビの怖さはないし、ボスのような鉄斧男も結構走って機敏で単なるアスリートみたいだし、クリスとクレアの再会シーンとバスケ選手が実は生き残ってた、ってのが感動はせずとも妙に印象に残っちゃう。そんなゾンビやウェスカーに印象が残らない作品。

コラテラル

のっけからクールなタクシー運ちゃんが出てきたと思ったのに、巻き込まれてワタワタとし始めてクールな印象もどこへやら。 そうかと思えば、依頼主の前で絶妙に微妙な啖呵を切ってみたり、格好良さがいつのまにか、巻き込まれ人としての悲哀さへと変わってい…

★グラン・トリノ

ぼんやりと見ても、真剣に見ても、ついつい考え込んでしまう。どうやったらこんな画の中に生きることが出来るのだろう。 何年たっても、このような想いの食い違いだったり、近場に災難を被ったりするのだろうけど。人種、育ち方、本当の家族、自身の人生結論…

★イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

天才の一言でかたづけるには重い、戦争を解決した英雄と賞賛するには悲しい、哀しいと表するには偉大である。 クロスワードパズルを解くという、好奇心に溢れた思いが、どこで同僚の兄以上に戦争に解読を活かすという狡さに変わったのだろう。あるいは、パズ…

ディープ・ブルー(1999)

格好つければ格好つけるほどにパクッといかれるのが、良い意味であきらめが良い。 尋常ではないスピードで襲ってくるサメはジョーズの迫りくる恐怖感とはまったく違うが、いわゆるパニックものとして楽しむことができた。 バードは生き残って欲しかったが、…

インサイド・マン

完全犯罪となったかのような結末だが、実に犯人像は人間味のあるような形で描かれている。それは子どものゲームをむごいと言ってみたり、弁護士にナチスと組み人をダシにして設けた資産家を揶揄したり。 デンゼル・ワシントンの演じる刑事もまた強烈なインパ…

ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM>

最近みたルパンが2015年シリーズだっただけに、不二子の画に違和感。全体的に画が合わず、悪役のチッチッチッと合わせた表情は最悪でした(悪役としてはハマっている)。 ストーリーとしては、次元の過去の因縁と核兵器をモチーフにした金を巡る争いで、シリ…

アウトブレイク

豪華な俳優陣に、王道から外れないストーリー。綺麗なまでに初期感染→拡大→調査→裏切り→ヘリチェイス→解決→悪役ざまぁ、と流れていき、簡単に展開に想像がつくが、そこはぐっと堪えて物語をみればそこそこに楽しめる。 しかし、ミイラ取りがミイラなシーンに…

フライング・ジョーズ

ジョーズがフライングした時間はしめて2分くらいでは。 保安官の胸糞っぷりはなかなかですが、前半はただただイチャイチャしてるストーリー関係なっしんぐな人がジョーズにやられてかわいそう。(リア充爆発しろ、な目線でみるとざまぁ?) 戦車のような装甲…

コクリコ坂から

主人公はカルチェラタンでもメルでも風間でもなく、船乗りの盟友に思えた。松崎、立花の息子、娘に会えたという、会えた二人が立派に成長していたという、そのためだけにカルチェラタンを綺麗にして、理事長を説得し、そしてエスケープしたのだ。育つ過程を…

ティファニーで朝食を

歴史を超えて恋をさせられる可愛らしさにストーリーがついていくというか、とにかく凡庸なはずのストーリーが色めき立つのは凄い。しかしやはり平凡なストーリーで、ティファニーで「うちは物分りのよい店ですので」とところどころお洒落な言葉が飛び交うも…

★ベルヴィル・ランデブー

なーんだか褒め方が難しいけれど、抜群の印象に残る絵柄と世界観に、台詞抜きで示す心がほっこりキュンするストーリーがとにかく最高で、1年に一度は「今年はまだベルヴィル・ランデブーみてないな」なんて思ったりする。 おばあちゃんがタイヤ交換を急かせ…

★インファナル・アフェア

個人の正義、組織の正義、社会背景としての正義が入り乱れ、2人の人生が大幅に揺すられる様。そして取引の情報奪い合いや追い詰められ、逃げての緊迫感。最高です。欲をいえば潜入2人の心情がもう少し描かれればな、と思いつつ、いや描く(セリフにする)こ…

ボーン・アイデンティティ

こりゃ面白いアクションだ。素手での格闘、銃での狙撃、カーチェイス、王道をいくそれぞれのシーンを網羅しつつも、どれもが良い意味で派手でなく、渋みのある出来上がり。 渋みがあるアクションシーンがあるからこそ、記憶を忘却しつつ、複数の敵に追われる…

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

とても好み。何が好みって、どうしようもない愚かしい失敗が自分にも思い当たる節があるため。自戒の念を最初にちょっと込めつつも、映画を見進めるに連れて「こいつら本当にバカだなぁ、いきなりパトカーぱくるかよ」なんて他人事として楽しんでいっている…

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

良くも悪くもテレビアニメのしんちゃんと同じ味わい。オトナ帝国や戦国と比べて、ひまわり人たちのキャラが立ってないかな。しんのすけがひまわりを追いかける終盤のシーンも迫力に欠けるため、「ひまわりと太陽系の天秤」を問いかけるシーンも心に響ききら…

ジャックと天空の巨人

王様が豆の木を切り倒して、巨人たちが上空に取り残されたとき、「これで映画終わってしまったらどうしよう」と思いましたが、終盤にしっかりと地上で人類vs巨人がはじまりホッとしました。 絵本を読み聞かせるシーン、豆を手に入れて伸びるシーン、天空へと…

探偵はBARにいる

大泉洋がいきなりアクションをかまして、シリアスな顔をしてる開幕に面食らい。再婚相手の娘を殺した放火犯を殺した組織、という複雑な設定の人物とドンパチしていくので、おおもとの人物(犯人)の心の描写が前半はほとんどなし。終盤に詰め込んで描写され…

コン・エアー

シンプルにドーン!な場面ばかり。すごくクセのある囚人ばかりが揃った割には、突飛な行動があまりなかったなぁ。戦闘シーンはカメラワークが激しすぎて何が起きてるか分かりにくく、爽快感もかんじられず。サイラスはとりあえず刺されて殴られて感電して圧…

★シン・シティ

すごく好き。シナリオをだけを後から思い直してみるとそうでもない。でも映像と合わさると素敵。恨み、暴力、エロス、人への依存、、、暗がりの映像の中でモノクロのオーラを放つかのような主人公たち。欲をいえば、もっと各シナリオが伏線になり絡み合って…

バイオハザード ディジェネレーション

CGよく出来てるなぁ。ゲームからバイオに入った僕は実写よりCGの動きやゾンビ、そしてクレアが好みです。シナリオも「まずゾンビでピンチになる」「仲間の身内がGウイルス」「黒幕は身近に」を満たしていてなかなか面白かった。

★インセプション

この映画にある夢をどんどん重ねていくようなこと、よく子どもの頃に想像した。他人の夢に干渉するとか、夢を設計するとかって概念の説明が序盤長すぎるために一層分かりにくくなっている気がした。夢の階層それぞれで体感時間が違うことで、各階の緊迫感が…

地球が静止する日

タイトルとのミスマッチも然ることながら、「人類にはもう一面、ある」って思ったのは一体どこなのか。子どもが「あんたを殺してしまえ、って思ってないよ。今はね」といった心変わりのシーンか、母子ともに瀕死の状態で「子どもだけは助けて」という自己犠…

★バイロケーション

原作の豊富な心理描写、それが驚かせる展開への道標となりますが、2時間の枠ではよくまとめられているかと思います。逆にいえば原作にとらわれたがゆえ、映画ならではの面白みに満足しきれなかった感はあります。 原作の魅力として、"バイロケーションの怖さ…

バイオハザードⅢ

ゾンビの走りが速すぎるでしょう。。。ゲームしかり、別ものと思えば、、、と考えたけど、それでも怖いところがないし、痛快なアクションもないし、深いと思わせる展開もなかったなぁ。

★アイロボット

こいつはロボットなのか人間なのか。という疑問を抱きつつを2015年の今に見直すととても面白かった。今の人間の方が人と目をみて話さない。それでも人間らしいことをできるだろうか。本当に人間を救いたいときに、人間を救うだろうか。最後にサニーと握手を…

バトル・ロワイアルII/鎮魂歌(レクイエム)

出だしはリポーターの声が大きい。戦闘は酔う。テロやたたかうことへの信念とやらはブレブレ。おっ、この女優さんかわいい、と思う隙さえなかった