gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - ☆ガルヴェストン

この正しき異常な精神世界に。

間違いであればどれだけ良かったか。
そう思わせる、主人公の病気への思い込み、
そして庇う行動。

正しさ、過ち、罪、罰、すべてを包んだ後に出会った。

そこからはただただ本能で、女の側にいた。
決して守ろうとしたわけではない。
ただ、そこに女がいた。自分を必要とする。

レオンと違うという意見もあるが、レオンが抱いたものに
とても近いものを感じる。
それは押し付けに近いほど、背負わされる愛。

数十年が経っても、男は生きていた。
そして、小さかった女の子も。

夢であればよかった。
自分さえ、傷付けば良かった。
でも、現実はそうはいかない。


カメラアングル、音、息吹。
良い味を出している映画でした。

 

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