gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

黄金のアデーレ

細やかな出来事を大きく捉えた物語。
ノンフィクションの醍醐味。

細やかとはいうものの、
国を相手取って争いにいたるまでの葛藤は
なかなかの迫力がある。

この事件を担当するランドル・シェーンベルクが、
なぜ入れ込んだのか、そこの描写が足りないかな。

金でも名誉でもない、
奪われた、大切な思い出、
ただ家族との思い出を取り戻したい、
それを協業できるように描かれていれば、
もっと感情移入できたかもしれない。