gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

伊坂幸太郎 - SOSの猿

西遊記が交わるシーンが随所に出てきて、良くいえばオチへの布石、そうでなければ混乱させる不明感。僕はちょっと混乱させられて、読み進めるのにブレーキがかかってしまったかなー。二人の主人公が交互に語られる文体は好きでした。なんか筒井康隆のような印象を受けた作品。