gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

貴志祐介 - 狐火の家

すべて密室トリックもの、ではあるが、そもそも密室にする意図が本当にあったの?という点が4つの話すべてに共通するところに面白みを感じました。 密室にする=不可能な殺人≒自殺にみせかけるなどの偽装工作、な見せ方が多い、という先入観をもって読んだだけに面白く感じたのだとおもいます。 やはり、同じ人物が複数話にまたがって出てきて、共通のキャラクター性を発揮してくれると、ほっこりしますね。