gasonの徒然なるままーに

結構病んだ視点から書いていきたいと

水戸 - ラーメン - 麺 一直

様々な具材の芳醇な味わいにカイワレがシャープ

駐車場はたっぷり。12台ほど。

土曜日の14:20頃に伺い、
待ち4組み。
先に食券を買って渡し、整理券をもらって外のベンチに腰掛け待つ。

今日は日差しが暖かく、待ちが苦にならなかったなぁ。

入って数分で提供。注文したのは柚子塩チャーシューつけ麺、大盛り(450g)。
ビジュアルは洗練されており、柚子塩の淡いスープの色に
チャーシューがとろけたように鎮座し、
カイワレの緑色が春という季節もあり、とても映える。

麺はツルツル(過ぎてちょっと割り箸でとりにくいくらい)中太で
熱々のつけ汁に、確かな柚子の柔らかな香りとカイワレのシャープな香り。
豚ベースのスープかな。
そこに魚介系はじめ、先述の具材の味わいが複雑に絡み合い、
一つの美味しさになっている。

麺がツルツル過ぎてスープにやや絡まず、
相乗効果はやや少なかったかもしれないが、
450gも麺もスープのみ、カイワレ・柚子と合わせて、
チャーシューをほうばりながら、と楽しみ方いろいろ。

満足。

 

パッチ・オブ・フォグ

なんとも。

①同性愛でもなく。

②ただの万引き犯でもなく。

①理由わからず固執して友人を求める警備員と、
②本を1冊出して一山あてた男。

ある日万引きを警備員に見つかり、捕まったところから始まり、
警備員は友人になってくれるなら許すと話す。
異様な空気感の中で歪んだ形の友人関係が描かれ、
果たして、万引きを繰り返していた理由が最後に明らかになったときには、
ようやく終わった、、、という安堵を私は覚えた。

見ていて、疲れたことのない部分が疲れるような。
ある意味とても新しい感覚。

ショーシャンクの空に

住めば都、だなんて易しい言葉ではなく、
まさに住んでしまうと出られなくなる、
監獄というのはそういう場所。

エリートから一転、「無実の罪」で投獄されたデュフレーン。
長年の監獄暮らしによって、監獄の外の社会が怖いと感じる周囲の人々を目の当たりにしながら、
それでもまっすぐ、自分を保って獄中生活を続ける。

なんといっても描かれる人間の多様性と、「ここにいる奴らはみんな無実さ」というセリフのどことない滑稽さ、
社会に復帰して自死を選ぶという悲しさがある中で、
20年間希望をもって穴を掘り続けたデュフレーンの生き様はグッとくる。

そして友人というたった一つのの希望を与え、ブルックスとは違うシャバになったレッドとの再会。

この映画を見た後、空の青さ、木々の緑が濃く見える。

目黒 - 大衆ビストロ ジル

店員さんはみな若く、しかしサービスはとても丁寧。
ワインの好みも漠然と伝えると応えてくれるし、
3000-5000円程度で十分な品揃え。

 もやしとクレソンのナムル
 仔羊と大根の煮込み

組み合わせの面白いメニューが楽しく

 ストウブ飯(この日は鰆と菜の花の炊き込み)

キャンプに来たかのようにストウブで出てくる〆は
最高に美味しい。

客層も実に様々で、みな楽しそうに過ごしていた。
良いバル、ですな。

生きてこそ

人間の尊厳を問う、あるいは正義や倫理とはなにかを問う、
といった内容というよりは
過酷な中を覚悟を決めて生きていく人々の物語に感じた。

人の肉を食うと決める際のシーンも淡々とした描かれ方で、
また人が次々と死んでいく様も重く感じない描き方。

極限状態にあると、逆にこんな風なのかもしれないな。

松記鶏飯@神田 さながら屋台の狭さが店を出る頃には丁度よく。ラクサの旨みに目が覚める

海南鶏飯は東京ではよく見かける料理となったが、
ではシンガポール料理とは、と問われるとその他に思いつかない私。

このお店はそんな「シンガポール料理とは」に期待以上に応えてくれた。

まず酢漬けグリーンチリで味覚を叩き起こし
タイガービールで流し込む。

続いてハムユイを使った炒めモノで濃厚な味わいをいただくと
こりゃ酒が進むわとたまらずネップモイ(蒸留酒)をロックで。

「この酒強いですけど大丈夫ですか?」

とニヤニヤと聞かれるとまさに旅行に来たような感覚。
大丈夫ですともと頂くとこれが日本の米焼酎とは比較にならんくらいの
刺激。

刺激はそのまま食欲につながり、
海老チリ シンガポールスタイルと蒸しパン(ソースをぬぐって食べてうまし)
海南鶏飯ラクサと次々と食べてしまう。

海南鶏飯はいうまでもなくしっとりとした鶏肉に
ソース、風味豊かなライスが抜群で
ラクサはココナッツ香りながらピリッとする
まさに求めていた味で箸が止まらない。

最終的にはネップモイもネップカムも止まらず、
けんもほろろ、となりお会計。
外は寒いはずだが、心ぬくもり心地よく帰宅し睡眠に落ちた。

これは騒ぎたい人もじっくり料理を味わいたい人も
ぜひ一度。

マルエル・カーザ・デファド@四ツ谷 それはまるで、始めて帰る実家のような

それはまるでダシがブイヨンに替わって
日本酒がワインに替わって
そのまま日本料理を変身させたかのよう。

バカリャウ(干し鱈)のグラタンにコロッケ。
タコのマリネサラダ(日本の他にタコを食べる国は珍しい)、
魚介のスープ、
すべての味わいが派手で無く、ダシを感じるとても穏やかな味。

サービスはとても丁寧で、
アレルギーについて懇切丁寧に確認いただき
ワインの説明は1本1本のオリジナリティを描くよう。

赤ワインの「レベル」はとても土壌の豊かさを感じられる味わいで、
サービスのお兄さんは以前従事していた珈琲店のグァテマラを
彷彿とさせる良い意味での土臭さが魅力なのだと伝えてくれて共感。

〆には鴨ダシで炊いた炊き込みご飯が絶妙の塩梅で、
さらにその後ティラミス風のココナッツと生クリームの層をなした
デザートで満腹。

マディラワインの甘めのものを傾けながらほっと一息つくと、
訪れたことのない国の始めての家屋の中で
まどろんで寝てしまうかのような心地よさ。

これでコースは飲み放題でリーズナブルなものがあるのだから、
最高の帰宅である。