gasonの徒然なるままーに

結構病んだ視点から書いていきたいと

[蕎麦] ★銀座 sasuga 琳

昭和通りの車の喧騒を横目に階段をおり、お店に到着。

厚みのあるドアを開けるとカウンター越し、にこやかな店員さんと
奥に広々としたテーブル。

照明はぬくもりを感じさせ、壁面にはセンスよく器が置かれている。

一杯目はCOEDO ビールの伽羅をお願いし、
食事は\7,000の匠コースを。

お酒の前に胃に優しく豆乳と柿をいただき、
香りと苦味のバランスの良いビールを頂いていると
車海老の味噌漬け、タコの麹漬け、ホタテの南蛮(唐辛子の風味のする味噌漬け)が一皿に供される。

そこで赤ワイン(田崎真也さんおすすめドメーヌ)をお願い。
特にタコ麹漬けとの相性が抜群。

おあと、蕎麦がきはねっとりとした食感に蕎麦の風味がたまらない逸品で、
鴨肉、蕪、だし巻き卵、湯葉など頂き
いよいよ合盛り(うどん・蕎麦)を頂く。

細めのうどんはほどよい弾力にのどごしが良く、
蕎麦の香りは蕎麦がきに期待したとおりで
そこに控えめな出汁を絡ませると一層深い味わい。

デザートの魔宝プリンは蕎麦の実の食感と卵の濃厚さが
見事な対比で、パクパク食べてしまった。

ワイン、日本酒ともに品揃えよく、
サービスはにこやかで気持ち良い。

自宅近所にあれば、ちょっとつまんで飲んで帰ると
最高に癒やされるだろうな。

また伺います。

プリデスティネーション

螺旋の中に在るがために我は在り

もしかして、と想像しながら鑑賞しその通りの展開となっても、
それでも心が締め付けられる。

自分を愛し、自分を生み、自分を殺す。

終着点は分かっている。

しかし、自分を愛するのだ。
自分が自分を分かるだけに。

タイムパラドクスというのは、繊細だ。
ゆえに一つ一つの行動の意味が大きく、
その描き方がこの映画はとても素晴らしいと思った。

バチカン・テープ

女の子に憑いた悪魔がどのシーンで現れているのか。

「悪魔は巧妙に嘘をつき、人を騙す」

枢機卿の言葉は映画の終盤に出てくるが、
序盤に少女がカラスに傷つけられて以降
悪魔が話しているのか女の子が話しているのか、
分からないままに物語が進む。

そこに怖ろしさを掻き立てられて
緊張感を持ってみることができた。

最後の悪魔が家を吹き飛ばすシーンは
SFチックに感じてしまい、怖ろしさから興醒めしてしまったが、
最終シーンの「終わりの始まり」を思わせる描き方は私は好きです。

スパイダー・シティ

B級、C級の良さとはなんだろう。
 無駄にセクシー
 主人公がただただ慌てふためく
 その父親は非常に頼りになる(けど死ぬ)
 自信満々で恐怖を煽るイケイケBOYがいる(けど死ぬ)
 恐怖の対象のクモの動きがチープでそれ自身は大して怖くない
 予想を超える予想通りに倒す

上記を掛け算とか割り算とかしたら、
なんとなく面白く観れてしまうものなのかもしれない。

グランド・イリュージョン

もし自分がホースメンショーの客の一人なら、
疑いの目を強く抱いてしまうだけに、そのぶん虜になってしまうだろう。

あたかも義賊、答えとしても義賊。
マジックの力を信じて疑わなかったメンバーの心情と
マジックの演出は美しかった。

別に黒幕がどうだの、というよりも、
そんなエンターテイメントしてる映画として終わらせた方が、
義賊としても嬉しいのではないか。

復讐劇やちょっとした恋愛劇は陳腐であり、
それが演出のスパイスにはなれていない、かな。

ザ・ブルード 怒りのメタファー リストア版

誰一人まともな人がいないような感覚で映画を見進めると、
その思いが間違いだったのか?と自問する時間が訪れる。

精神科医というのがまず特異であるし、
娘と二人暮らしで心に疲れを持ち病む父親もまた辛そうで凡庸でない。

なんとなく奥さんは精神科医にマインドコントロールされているのでは、、、
が見事にひっくり返される様は見事な展開。

後味は決してよくないが、見なければよかったとも思わない、そんな映画。

インターステラー

感動した。

感動した。

序盤はそこを描くかね。
描かないとこの感動はなかった。

思えば、次元を超越した概念はお化けなのかもしれない。
お化けはそこにいる、きっと帰ると信じてた。
そんなセリフは大人になったからだろ、ちょっとご都合主義かもしれないが、

破った約束を守りに帰ってくる、
そんな描写をした映画はあまりないのでは?