gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

映画 - らせん

医学的な見地から呪いを紐解こう!という流れは好みではあるのだが、
貞子という「抽象的な怖さ」が「個人的な嗜好」のように感じてしまい、
いわゆる幻滅してしまう映画。

人類みな貞子、というのが最終的な目的であり、
それが人類の次なる進化の過程だというのは急にぶっ飛び過ぎ。

「なぁ、お前は生きてる。一体何をしたんだ!?教えてくれよ!」

の答えが出せない主人公にちょっと笑ってしまった。

恐怖映画の科学的なオチをつけようとして、
恐怖そのものが無かったことになってしまった、
続編ものとしては致命的な一作。