gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

[蕎麦] ★銀座 sasuga 琳

昭和通りの車の喧騒を横目に階段をおり、お店に到着。

厚みのあるドアを開けるとカウンター越し、にこやかな店員さんと
奥に広々としたテーブル。

照明はぬくもりを感じさせ、壁面にはセンスよく器が置かれている。

一杯目はCOEDO ビールの伽羅をお願いし、
食事は\7,000の匠コースを。

お酒の前に胃に優しく豆乳と柿をいただき、
香りと苦味のバランスの良いビールを頂いていると
車海老の味噌漬け、タコの麹漬け、ホタテの南蛮(唐辛子の風味のする味噌漬け)が一皿に供される。

そこで赤ワイン(田崎真也さんおすすめドメーヌ)をお願い。
特にタコ麹漬けとの相性が抜群。

おあと、蕎麦がきはねっとりとした食感に蕎麦の風味がたまらない逸品で、
鴨肉、蕪、だし巻き卵、湯葉など頂き
いよいよ合盛り(うどん・蕎麦)を頂く。

細めのうどんはほどよい弾力にのどごしが良く、
蕎麦の香りは蕎麦がきに期待したとおりで
そこに控えめな出汁を絡ませると一層深い味わい。

デザートの魔宝プリンは蕎麦の実の食感と卵の濃厚さが
見事な対比で、パクパク食べてしまった。

ワイン、日本酒ともに品揃えよく、
サービスはにこやかで気持ち良い。

自宅近所にあれば、ちょっとつまんで飲んで帰ると
最高に癒やされるだろうな。

また伺います。