gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

ジェイムズ・パタースン - かくれんぼ

これでもかというくらいに、男運や運命そのものに恵まれない物語かと思いきや、そもそもシンデレラストーリーをがしがし昇る主人公マギー。昇りきって「これは夢じゃないかしら」という状況に、「夢なら良かったのに」と後からグチるのは、そりゃあ無しですぜ。という訳で、どうも運命は非現実的で、そこにいる主人公への共感もそこはかとなく。かくれんぼというタイトルも、的を得てないように思いました(最後は弁護士の話だし)