gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

ショーシャンクの空に

住めば都、だなんて易しい言葉ではなく、
まさに住んでしまうと出られなくなる、
監獄というのはそういう場所。

エリートから一転、「無実の罪」で投獄されたデュフレーン。
長年の監獄暮らしによって、監獄の外の社会が怖いと感じる周囲の人々を目の当たりにしながら、
それでもまっすぐ、自分を保って獄中生活を続ける。

なんといっても描かれる人間の多様性と、「ここにいる奴らはみんな無実さ」というセリフのどことない滑稽さ、
社会に復帰して自死を選ぶという悲しさがある中で、
20年間希望をもって穴を掘り続けたデュフレーンの生き様はグッとくる。

そして友人というたった一つのの希望を与え、ブルックスとは違うシャバになったレッドとの再会。

この映画を見た後、空の青さ、木々の緑が濃く見える。