gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

松記鶏飯@神田 さながら屋台の狭さが店を出る頃には丁度よく。ラクサの旨みに目が覚める

海南鶏飯は東京ではよく見かける料理となったが、
ではシンガポール料理とは、と問われるとその他に思いつかない私。

このお店はそんな「シンガポール料理とは」に期待以上に応えてくれた。

まず酢漬けグリーンチリで味覚を叩き起こし
タイガービールで流し込む。

続いてハムユイを使った炒めモノで濃厚な味わいをいただくと
こりゃ酒が進むわとたまらずネップモイ(蒸留酒)をロックで。

「この酒強いですけど大丈夫ですか?」

とニヤニヤと聞かれるとまさに旅行に来たような感覚。
大丈夫ですともと頂くとこれが日本の米焼酎とは比較にならんくらいの
刺激。

刺激はそのまま食欲につながり、
海老チリ シンガポールスタイルと蒸しパン(ソースをぬぐって食べてうまし)
海南鶏飯ラクサと次々と食べてしまう。

海南鶏飯はいうまでもなくしっとりとした鶏肉に
ソース、風味豊かなライスが抜群で
ラクサはココナッツ香りながらピリッとする
まさに求めていた味で箸が止まらない。

最終的にはネップモイもネップカムも止まらず、
けんもほろろ、となりお会計。
外は寒いはずだが、心ぬくもり心地よく帰宅し睡眠に落ちた。

これは騒ぎたい人もじっくり料理を味わいたい人も
ぜひ一度。