gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

バチカン・テープ

女の子に憑いた悪魔がどのシーンで現れているのか。

「悪魔は巧妙に嘘をつき、人を騙す」

枢機卿の言葉は映画の終盤に出てくるが、
序盤に少女がカラスに傷つけられて以降
悪魔が話しているのか女の子が話しているのか、
分からないままに物語が進む。

そこに怖ろしさを掻き立てられて
緊張感を持ってみることができた。

最後の悪魔が家を吹き飛ばすシーンは
SFチックに感じてしまい、怖ろしさから興醒めしてしまったが、
最終シーンの「終わりの始まり」を思わせる描き方は私は好きです。