gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

ガール・オン・ザ・トレイン

酩酊状態の記憶なんてあやふやな物。
という訳でも実はなく、
しまいこんでいる記憶がただ取り出せない、ものである。
(お酒大好き人間より)

記憶が取り出せないために、
元夫と、その隣人と、何があったのか思い出せない。
自分が何か罪を犯したのではないか、と不安に駆られ、
ただただ元関係者を案じ、自分を正当化する。

罪に関しては、主人公がくさすぎるために、
ミステリーとしての緊迫感はないが、
「電車という日常に揺られながら見る」
そんな始まりが、魅力的に映った。