gasonの徒然なるままーに

結構病んだ視点から書いていきたいと

★高野和明 - ジェノサイド

人間と獣の間にあるもの、それを見返りなき善意とするならば、それは人間誰しももっていて、見ようによっては母性や父性といったところ(これは利己的なのかな)で獣にも見られるのではないか。「10万人を救うことが出来るのだ」という快感を未知なる頭脳から与えられたケントは、今後、どのような人格を形成していくのだろう。ヒトの進化、国家と権力により守護するもの、家族、戦争、様々なテーマが走り抜け、読み終わった後は荒涼たる大地にいるような、あるいは何か始祖の液体の中にいるような、浮いては沈むような感覚。