2018-04-09 黒川博行 - 繚乱 本 これだけ悪どい人間が集まりながら、誰一人として憎む対象がいない、それほどに物語そのものが痛快。暴力と権力とちょいと知恵が入り乱れてかち合う。街の描写は細かく、度々出てくるメシを食うシーンが妙にうらやましい。