gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

伊坂幸太郎 - 死神の浮力

千葉さんが側にいると楽しい。死神なのに、、、読者から見ても不思議だ。しかし思えば、死というものと向き合ってみると、そのぶん人生を濃くしようと必死に生きる。結果楽しくなるものだよな。といって死のことを思って思って思い続けてもやっぱりよく分からない。だから千葉さんのこと分かったようで分からない。面白いちぐはぐな会話がじわじわ来る。そんなクセのあるキャラと王道なストーリー。映画「藁の楯」を彷彿とさせる犯人は最後までイライラさせてくれ、そしてざまぁみろと思わせてくれた。