gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

筒井康隆 - 時をかける少女

2015/08/03
「突拍子もない話をこれからするから、信じてもらっても、もらわなくてもよい」という一文を現実社会で使ってみるのが、いっときマイブームでした。

 

2013/07/22
時間の可逆性に関する物語が大好物ゆえ、とても楽しめた。筒井作品の時間軸をかける登場人物は、とても安定感をかんじさせる。このおかげで、人物の感情表現も簡潔で、話そのものを読む順を追って純粋に楽しめる。時間が前後する話なのに、読んでいる時間軸がしっかりしているということを、読後に感じられることがまた一興。