gasonの徒然なるままーに

不惑になるのはいつのひか

ガタカ

人間が人間をつくる、なテーマ。
この映画が撮影された時期を考えると斬新だったのだろうか、と思いつつ
"不自然"に創られた人間のみが宇宙飛行士になれるという設定が面白い。

"自然"に創られた男の体力的な劣等感、それでも夢を追い、
"不自然"に負けないための努力をする姿は非常に人間らしい。

が、

その努力をする泥臭いシーンであるとか、
劣等感を感じ失望するシーンであるとか、
とにかく、期待する人間くささの描写が少ない。

むしろ、どうやってシステムを騙して宇宙飛行士になろうかという描写に
傾倒しており、感動には結びつかなかった。