映画
大好きです。 例えば 1 無口で話すのが苦手 → チャラ男(しゃべりまくる)2 チャラ男で後からフォロー → 無口(無口) 1,2 の動き、どちらの動きが楽なのか。 黒人差別を極端に叫ぶのと白人優位をやんわりと諭すのと。 そこに、公判のラストにお互い一石…
死が軽いというよりは、死がファンタジー(現実感がない)。 島のガラパゴス生命達は生命感がない、性がファンタジー(好奇心しかない)。 という2項対立していないものが、映画の中にありながら妙にリアルな戦闘シーンが私は場違いに感じました。 むろん、…
最初から最後まで、実は信じてた犯人さん辛いよ。 「身近が裏切ったなら、信じるのは他人だろ?」 という言葉も、本心であるがゆえに他人への楔を抜けきれなかったように感じる。 アクション要素は必要十分で人が人を信じたり裏切ったりという描き方も十分。…
あしながおじさん、みたいなアレが必要なのかな、と思った以外は面白かったです。 とはいえ、主題が「悪霊に悩まされる家族」 「を助けにいく夫婦」の2本立てなのが勿体ないなと思いました。 2つの救済対象があるのは豪勢ではあるが観る側としては視線が揺れ…
貞子(じゃなかったリング) のようにメタにいうと過去の映画とは一線画する存在としてうまく死霊を描いていると思う。 誰彼かまわず襲い狂って観る側に恐怖を与えるのではなく、慎重に、必然のように、あなたへ届ける恐怖、といった具合。 特徴として 「誰…
2人の巨塔がでたら忖度で終わりでしょ、と思いながら観始めて、思ったよりなかなかどうして。 基本的にはスタローン。シュワちゃんは悪しく使われる役なのかなと思いきや、サブマシンガンぶっ放すの、格好良い。 これまでを思いながら観ると、どうしても解雇…
男女ともに芯がなく、フラフラとした結婚、そしてその生活。 結婚前の洒落た言葉が演出過剰のように思える。こんな夫婦にそんなやりとりが出来る訳ねぇだろうと。 夫婦にどうも感情できないから、不思議めいたエンドの描き方もピンと来ない。 あの奥さんあっ…
リュック・ベッソンしてる映画。ANNA 逆に描いたタイトルから少し察してしまった。 美しさに拘った描き方がとても好みで主役のアナ役はハマっている。 それだけに、説明的な(SAW的な)ラストの説明描写は不要だと思ってしまった。 ラストの云々の影響で「騙…
モンスター・ゼロという命名がいかにも「強敵を創り出す」 信念を感じるが ゴジラはゴジラであり、モスラはモスラであり、その関係はらしく描かれている。という点で良い評価。 ゴジラのために核をケン・ワタナベが持ち込むところは悪い評価。 といったとこ…
「リングは宇宙で無限大」というキン肉マンで好きな言葉がありますが 無限大というには生死が関わり過ぎる空間。Uボートにおいて活劇が描かれています。 活というのは良い意味で使われることが多いですが、ここでは「生きる ー> 活きる」というものが物語を…
シリーズ物として描くところの痛みを強く感じてしまった。学者 vs 学者 というおさまり方が勿体ないなと。 宗教歴史学者 が戦う、というイメージで観てしまう(間違い?)のであまりにも学者が相手だと追いかけているときに不思議養分が減ってしまうと思うの…
トム・クルーズが出てるから王道映画だ、みたいな色眼鏡は外さないといけないな と、分かっているけれどやっぱり路線だった。 とはいえ、最後に高所から落下してなおも殴り合う場面は少しほろりと来ました。 ほろりと来たというより、心拍数上がる中の粉砂糖…
ちょっとドキュメンタリー然としている趣はあるけれど面白かったです。 途中から怒涛のCDS、CDO の言葉の乱舞で混乱極まりながら言葉を覚えてしまう感じ。 ただ、本当に覚えている痛みが、あらゆる民から発せられているはずでありそれを痛恨悔恨しているはず…
天使の指す先があまりにもヒントなのはさておき 緊迫感は良い描き方と思う。8,9,10... と数的に追い詰めていく様はドキドキ。 ただ、細かな好みで「反物質」 というものを「宗教に対峙させる科学」 として使うのは尚早かなと。 ヴァチカン内部を恐い演出させ…
どうしても、近い時期のイーストウッドをおもってグラン・トリノと最期の生き様を考えてしまいます。 どちらも、他人からみたら潔く逝っているように見えるかもしれません。しかし、とてつもなく足掻いている。 人生というものを見つめて穴というより足りな…
目の前にカレーがあって、 カレーが美味しかったということを思い出したときに一緒にカレーを食べようよと息子がきて だからこそカレーを食べなかった という物語構成が気に入りました。 対比というよりは、個人的には没落めいた覚悟だと思いました。
人物描写が丁寧。 そのおかげで、透明人間に負けない人物像をもって相対することが出来た。 ストーカーは透明人間を包括しきれないし透明人間も然り。 撃たれて出現することや兄弟の存在など、その微妙なバランスが保たれている映画と思った。 オチもなかな…
5行でまとめたら凄くいい映画なんだろうな。 薄っすらと人物描写の中で死にゆくであろう様を想像させるのが良い。 しかし、死にゆく人を想像させるということはそうじゃない人をあぶり出すことにもなる訳で。 思えば、主役というものが希薄な映画な感想。主…
ラストの展開はまぁまぁ好きなんですが、怖さの象徴が しくじったマツコみたいになってるのが哀しい。 悲しい?いや哀しい。 ラストの展開が~、と言ってしまっているので道中がさほどインパクトなかったのも確か。 生でも死でもない世界を彷徨う息子をただ…
正直な話、映画ラストの解説が入るまでそこまで強く思えなかった。 遺伝の勝ち負けで産める産めないが決まる様を。 描かれる夫婦仲も、極端に悪くないのが良いかもしれないがお互いの主張が強すぎなければ愚痴に終わってしまう。 ちょっといき過ぎた行動をと…
異常な、他人の女性男性が同居し出ない、という状況が生まれている。 さて、それが活かされているかというとエロを除いてあんまり。 強制エロが無いのは良い。けど、中途半端があるだけになんのために男がいるのかが分かりづらい。NEGOTO はあるけど。 どこ…
Funky Funny Godness ai。 印象深いのはファンキー具合。そして男女の「恋愛感情になってたまるかちくしょう」 から、シティーハンターを思い出さずにいられなかった。 もっこりバレエが知人にとられていたのはいいけど、それをバレエ側が「ひと目で惚れた」…
サスペンスとして観ると月並み。ホラー?として観ると年並み。 サスペンス・ホラーとして観るとうーむ。 謎が謎を呼ばず、兄貴の現在と過去の女溺れ時代を見比べても空しさが埋めてくる作品。 兄のなにか(それが読み取れなかった)を追いかける妹の悲痛、と…
感想を委ねる(放り投げるでは決してない)形、それが演技力だというのが凄い。 頑なな程にかたくなで無い、何も言わない、わけではない。 ある意味、摩訶不思議少女であり弟が証言台に立つところなどは少女の補足であるかのよう。というか補足か。 最後のシ…
愛の範囲とはなんでしょうね。結局、人間も窮すると種の反映に付随したところにしか愛が及ばない、ということを実直に描いた映画のような気がします。 シーンごとに視点・感情移入する人物を逆転させるとその愛及ばぬがゆえに、の切なさが増大し映画としては…
後半にかけ、スプラッター具合が加速するのは良い感じ。とはいえ、短時間で死にすぎで同じ形での殺し方が続くのがもったいない。 最終的に超常能力が発揮されてしまうのもなんだか「恨み」 の演出としては手抜き感が否めなかった。まぁ、随所に悪魔が乗り移…
あながちパニック映画の福袋といった感じ。 怪物、金、研究、過去の恋愛関係、おしゃまな子ども、二の矢などなど、一応モノは入っているがどれもこれも浅い。 そして、最後に銛で目をつくシーンなどは笑ってしまった。どうも、恐怖の優先順位を間違えている…
この映画の主人公はあくまで大おばさん、だなと。あるいは大おばさんこそ御曹司の子どもなのかもしれない。 自由という名の金銭事情にものを謂わせて好きなように手に入れてきた、という台詞は御曹司のみに向けて放った言葉ではないだろう。 だからこそ、最…
前半がだだ滑りしてる感があり(人名にテロップのところ)、これは観てしまったか、と思ったが、最終的には楽しめた。 インディアンだの白人だの、ゲイだのレズだのといったのはスパイスですらなくて、うまく渡るものが美味しそう、って感じの映画。日本でい…
ブカレストに行きなさい、具体的なアドバイスでしょ? お洒落な一言があって、この映画は良い映画かもしれないと膨らむ。 寝て寄りかかるおっちゃん、その亡くなり際の会話元気に話していたように思えたときの会話。よりかかり方は違わなかった。 亡き母の助…